令和8年余市町二十歳のつどい 町長メッセージ
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町長メッセージ −令和8年余市町二十歳のつどい 祝辞−
本日ここに、二十歳を迎えられた皆さん、誠におめでとうございます。
また、今日まで皆さんを支えてこられたご家族の皆様にも、心からお祝いを申し上げます。
久しぶりに再会した友人を見て、
「お前、変わったな」と思った人もいれば、
「いや、全然変わってないな」と思った人もいるでしょう。
中には、「あれ、名前なんだっけ?」という人もいるかもしれません。
でも大丈夫です。
成人式あるあるです。
ただ一つ確かなのは、皆さんがこの20年間、
それぞれの場所で、それぞれの経験を積み重ねてきたということです。
皆さんが生まれた頃、スマートフォンは今ほど身近ではありませんでした。
動画は横長、早送りもできず、「スキップできないCM」を、黙って見ていた時代です。
SNSもなく、黒歴史は家族のアルバムにしか残りませんでした。
それが今では、生成AIが文章を書き、動画は数秒で世界に広がり、
うっかり投稿した一言が、一生残る時代です。
働く場所も、学ぶ場所も、国境の意味すら薄れつつあります。
一方で、円安、物価高、将来不安。ニュースを見ていると、
「いや、正直、ハードモードじゃない?」
そう思うことも多いでしょう。
でも、ここで一つ、はっきり伝えたいことがあります。
皆さんは、生まれたときからずっと
「変化があたりまえ」の世界で生きてきた世代です。
アップデート前提。
正解はすぐ書き換えられる。
昨日の常識が、今日はもう古い。
それは不安でもありますが、
実は、ものすごく大きな強みです。
変化に慣れている皆さんの感覚を、
これからの社会は本気で必要としています。
正解が分からない時代ですが、
動いた人だけが、あとから正解にできます。
余市町も同じです。
人口は多くありません。
派手な町でもありません。
正直、渋谷みたいにはなれません。
でも、ワインや農業、食を通じて、
世界とつながろうとしています。
「余市から世界へ」――
これはもう、夢物語ではありません。
皆さん自身も同じです。
最初から完璧である必要はありません。
最初から正解を選ぶ必要もありません。
人生に「いいね」は付きませんが、
挑戦した経験は、必ず自分に残ります。
失敗したら、やり直せばいい。
遠回りしたら、その分、話のネタが増える。
将来、飲み会で使えます。
今日、二十歳を迎えた皆さんが、
「余市で育ってよかった」
「一度は外に出たけど、また戻ってきたい」
そう思える町を、私たちは本気でつくっていきます。
どうか、自分の人生の主役であることを忘れないでください。
台本も、脚本家も、主演も、全部あなたです。
そして、たまには余市のことも思い出してください。
帰ってくる場所があるというのは、思っている以上に、強いことです。
皆さんが安心して挑戦できる町であり続けること。
その責任は、私たち大人が引き受けます。
結びに、二十歳を迎えた皆さんのこれからの人生が、
笑顔と挑戦に満ちたものとなることを心から願い、
式辞といたします。
令和8年1月11日
余市町長 齊 藤 啓 輔
この記事に関するお問い合わせ先
総務部 総務課 総務係
〒046-8546 北海道余市郡余市町朝日町26番地
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