「第6次余市町社会教育中期計画」パブリックコメントの結果について

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「第6次余市町社会教育中期計画」について、町民等の皆様からご意見等を募集したところ、24件のご意見が寄せられました。貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。

 なお、ご意見等の概要及びご意見等に対する余市町の考え方については次のとおりです。

意見募集期間

平成30年11月1日(木)~平成30年11月30日(金)

計画などの名称 提出された意見等 担当課
第6次余市町社会教育中期計画

24件

社会教育課

提出された意見等 

NO. ご意見等の概要 ご意見等に対する教育委員会の考え方 区分
1 暖房の期間、11月から4月以外でも寒い日には、暖房をつけて下さい。公民館は冷えるので風邪を引く人がいます。手仕事関連のサークルに参加した時、暗すぎてよく見えず大変です。針が落ちていても気付かず踏んでしまいました。電気を明るくして下さい。来館される方も高齢化が進み足腰が弱っております。洋式トイレの数を増やして下さい。サークル活動で身に付けたスキルを生かして収入につながる様な方策を考えていただきたい。例として、手作り品の店、おばさん食堂、弁当の宅配、お菓子屋さん、編み物きものリフォーム等。 いつも公民館をご利用頂き有難うございます。公民館の温度管理、照明に関するご指摘につきましては、その場において職員ができうる限りの対応に努めたいと考えます。トイレの数につきましては、予算を伴うことではありますが洋式化に向けて検討いたします。
サークル活動での身に着けたスキルを生かすことにつきましては、収入に繋がるまでは難しいことと考えますが、習得したスキルを社会貢献に生かす方法について助言などさせて頂きたいと考えます。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
2 文化祭、合唱の集い、公民館での様々な催の時、臨時バス(町の)が出ると行きやすいと思う。ふれあいバス券がほしい。エルラプラザを観光客が喜ぶ様な物を展示したほうが良いのではないか?空き家を活用して高齢者が集い手作り活動や健康作りや子供食堂等のできるスペースを作って欲しいです。 当意見は、他の担当課に関わる部分であることから、関係する課への貴重な意見として取扱いをさせていただきます。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
3 社会教育の充実は、住む人の満足・誇り・豊かさにつながります。現代社会の持つ少子高齢化、ボランティアの人材不足、核家族化による世代間断絶等の課題に現行のシステムをマッチさせていく必要があると思います。
家庭教育では、子育て世代は男女機会均等法施行から30年ほどになり、半数以上が共働き世帯となっています。家庭教育講座の夜間開催も視野に入れた再検討が必要です。社会教育の活性化のために各種委員の公募枠の設定。ボランティアの確保のために、資格や専門性を求めずハードルを低くし、「つなぐ」こと「情報の共有」が重要です。新規ボランティアの発掘、育成とボランティアリストの作成が必要です。具体例として、農協、漁協関係者による地元産品の料理講座、退職教職員の方の授業(趣味的分野・家庭教育分野)、転入者へのボランティア登録推奨、町内会、老人会を通して特技の登録(昔遊び等)を行なってはどうか。
本計画に基づき、各振興方策に取り組み、社会教育の推進を図ってまいりたいと考えています。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
4 都市部では仕事帰りにカルチャーセンターを利用する人も多いことから、勤労青少年ホームの活用のために、20代から30代を対象とした魅力的な講座やサークル、子育て中の家庭を対象とした親子で参加できる料理教室やスポーツサークル等を行なえば利用されると思います。読書推奨のため学校図書館や学校新聞の活用や、また、コミュニティバスの導入を検討してはどうでしょうか。 社会教育で実施する各種事業の内、20~40代の参加が少ないのが現状です。親子対象事業や学校図書館の利活用など、今後求められると思われます。コミュニティーバスなどは、他の担当課に関わる部分が多くあることから、関係する課への貴重な意見として取扱いをさせて頂きます。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
5 余市町社会教育中期計画案は、町民に読んで欲しいならもっとわかりやすく図案化し読みやすくして欲しい。町民に見てもらうための工夫が必要です。また、報告や意見を言い合える場が必要だし、アピール不足も感じます。
一方的に理想をかかげても、どのサークルも参加者の減少傾向を理由に実施縮小、中止等になっている。どうしてなのか、良かった、悪かったではなく、事業づくりにアイデアを注いで魅力的なものにして欲しい。
高齢者教育については、老人クラブ、寿大学も高々高齢になり、あとに続く高齢者が団体に加入をしたがらない。ひとりでも参加できるものを考えて欲しい。たとえば落語や演奏会等行ってほしい。
町に要望しても、必ず「お金がない」と言う答えしか返ってこない。遣り繰りして考えて「お金がない」と言う言葉は、やめて欲しい。(アルバイトが多いのではないでしょうか?)
本計画に対しまして、町民に分かりやすくするための図案化や意見の言い合える場の提供、高齢者教育での落語や演奏会など、それぞれのご提案につきましては、貴重なご意見として、今後の運用の中で検討させていただきます。
また、要望に対する回答につきましては、町民の方にご理解いただけるような、丁寧な説明となるように心がけてまいりたいと考えます。
NO. ご意見の概要
ご意見に対する教育委員会の考え方
区分
6 学校が週休2日制になり、現在行われている活動は、何を目的で行っているのですか。目標があれば具体的な施策を示して欲しい。 学校の週休2日制にともない、スポーツの普及と推奨を目的として、体育館と温水プールにて土曜日午前を町民対象に、無料で一般開放を実施しています。また、週休2日制をきっかけとして、障害のある子ども達とその家族及び町民ボランティアが交流することを目的とした事業を実施しています。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
7 余市町の社会教育事業に関して、このような計画が立てられ、いろいろな事業がある事が解りました。自分が学生時代の頃、子育て中の頃、仕事をしている年代、そして60代となり、余市に住んで長いのですが、年代ごとにニーズも変わり、利用する施設が変化し感心のある事業も変化してきました。ですから、乳幼児から高齢者までの長い、いろいろな内容の事業計画となっているのだと解りました。ただ、高齢者教育の文化伝承活動での、「ソーラン太鼓少年団」について、また、博物館での伝統文化の奨励については、なんとなく高齢者のボランティア事業かと思われますが。「ブックスタート事業」も高齢者がかかわっているのだろうかと感じました。「ソーラン太鼓を伝承していく」ということであれば、文化活動事業の方に入れた方がわかりやすいかと感じました。また、「ブックスタート事業」も「子育て・家庭教育」または「図書館事業」内容の方にも関わってくると思いますが、高齢者のボランティア事業としてどうなんだろうと思います。 高齢者教育の現状と課題に記載された「ソーラン太鼓少年団が活動している」との記載ですが、活動自体は伝統文化芸能の伝承活動の一環として記載させていただきましたが、理解しにくい文面であると認識します。高齢者教育のこの文言につきましては削除し、文化活動の現状と課題に記載させていただきます。
ブックスタート事業は、高齢者の読書ボランティアが活動しており、高齢者の生きがい作りや知識や技術の地域貢献を促すことを目的としてご協力頂いております。
また、同事業につきましては、保健課、町民福祉課、図書館、ボランティアが一緒に実施している、子育て支援事業として、対象別推進目標と振興方策の子育て支援・家庭教育の重点項目として、ブックスタート事業の推進を進める内容となっておりますのでご理解願います。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
8 世代間交流は(高齢者教育や文化活動・青少年教育他)いろんな項目に出てきています。学校との関わり(学校も時間には厳しい状況の中だと思いますが)も大切かと思います。授業の中で「昔あそび」がありますので、町内でのいろんな世代が「昔の余市」「未来への余市」として集える場(事業)は、いろんな世代の教育計画の中で継続していただきたい事業かと思います。博物館広報は、ぜひやってほしいです。(年に数回でも)余市の広報の中にも「余市でおこったこんな話」もいいですが、(これも続けてほしい)余市の文化財の紹介や、余市の昔のお話など(写真入り)。今年度でしたか「アイヌの絵から~昔の余市」の講演があったと思いますが、参加してとてもおもしろかったです。このような重要な資料の時は、多くの町民に参加していただいて良かったのではないでしょうか。
図書館の事業内容も多く計画にもりこまれていると思います。学校図書館との連携で、大川小ブックママ(保護者の方?ボランティアの方の朝の読み聞かせなど、本の広場の方なのか)のような事をやられていると思いますが、黒小や沢小、登小などにはいらっしゃるのでしょうか。学校の図書司書になるのではないでしょうか。図書館職員の方が定期的に学校の図書室訪問(その時にブックイベントなど)なども良いのではないでしょうか。だいぶ無理を書いているとおもいますが。
ご意見は、社会教育全般にわたり、概ね同様の意見と考えます。本計画に基づき、各振興方策に取り組み、社会教育の推進を図ってまいりたいと考えています。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
9 社会教育とは違うと思うのですが。福祉行政になるのでしょうか。児童館に関しても、子育て・家庭教育の項目に福祉行政と連携という事があるといいなと感じました。 当意見は、他の担当課に関わる部分であることから、関係する課への貴重な意見として取扱いをさせていただきます。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
10 ボランティアを求めると言う言葉が多くあるが、具体的に示して欲しい。高齢者の町と良く言っていきますが、資格が必要か、特技がなければだめなのか、その事についして明確に示されていない。 社会教育の各分野におけるボランティアは、公民館では文化教室や各種事業、スポーツでは生涯健康スポーツ教室及び各種大会、文化財各施設における説明員や講演会への協力、図書館でのブックスタートや学校での読書イベントやお楽しみ会などの事業において、資格や特殊な技術によらない、ボランティア活動を頂いております。今後とも、ボランティアの育成に努めることで、多くの方々に、社会教育の各種事業のみならず、社会貢献としてのボランティア活動への参加者が増えることが望ましいと考えます。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
11 文化活動を充実して欲しい。近年、健康で元気な老後をと言う事で、検診や運動面においては、かなり色々な取り組みを行っていますが、文化活動面はもう少し力を入れて欲しい。公募展を観て、工芸楽焼等は町民の作品が少なく、仁木町や積丹町の方々の作品が目立った、人口の多い余市町に仁木町の様な「陶芸窯」を設置して欲しい。身体も心も充実できる場所が必要と思います。高齢社会に向けて考えて欲しい。 スポーツに関する取り組みについて、ご評価いただきありがとうございます。「陶芸窯」の設置には予算の問題があり難しいことと考えます。公募美術展への町民の出品数は減少傾向にあり、公募美術展に興味と感心を持ってもらえる取り組みについて今後この計画を進める中で、体も心も充実できる場所の確保に努めて参りたいと考えます。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
12 読書普及活動について、当町の図書館は、後志管内の町村で本格的図書館として初めて開館したものだと承知しています。それまでは、小樽市に市立図書館があるだけで、多くの町村では公民館の一部を利用しての図書室があったに過ぎないものと理解しています。余市町図書館は、地方公共団体の図書館の後志管内の先駆けと言ってもいいものです。しかしながら、資料費が年々減少しているのではないかと思っています。図書館の役目は、何よりも資料の充実に他ならないものと思います。近年個人の書籍購入の減少が危惧される中、図書館が資料の収集費用の予算を確保できない現状は大いに問題のあるところではないでしょうか。個人で書籍を購入する場合、高額な書籍、発行部数の少ない書籍(このような書籍は、発行時点で入手しないと、初版即絶版ということになる)の整備は図書館の使命だと思います。
個人の小遣いで購入できない書籍を図書館の資料として整備してほしいと思っています。
図書館をいつもご利用いただき誠にありがとうございます。図書費のご意見についてですが、平成28年度から余市町子どもの読書活動推進計画に基づき、読書普及に努めており、この計画の実施年度より図書費が50万円の増となっておりますのでご理解願います。
また、高額な書籍や発行部数の少ない書籍についての取り扱いですが、図書の選書には、図書館司書が、ほぼ毎週選書会議を開き、より利用される本であることはもとより、全分野に渡り、網羅的な選書に努めているところです。また、余市町図書館に所蔵していない書籍につきましては、リクエスト用紙にご記入いただき、道立図書館やネット環境を整備した図書館に対し、瞬時に所蔵調査を行い、相互貸借制度を利用し他の図書館との貸し借りにより、利用者に提供しているところでございますので、是非図書館職員にお尋ね下さいますようお願いいたします。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
13 学校図書館との連携です。かつて、余市町には小学校6校、中学校3校、高校1校の10校の学校がありました。小学校は現在4校ですが、今後の少子化から見ると、小学校2校、中学校1校、高校0校となることが、それほど遠くない将来予想されます。そうなると、学校図書館の充実と、町民向き図書館とのコラボレーションが考えられます。図書館のネットワークを図ることより、知的財産としての図書の活用が考えられると思います。小さな規模の自治体では、すでに実施されているところもあると聞いています。当町も研究する価値があるものと思います。 学校図書館との連携につきましては、余市町子どもの読書活動推進計画に基づき、町内小中学校及び養護学校も含めて情報交換の場を設けるとともに、各学校に図書館司書が出向き、学校の要望を聞きながらブックイベントを実施することで、学校との連携強化に努めております。将来予想される少子化と人口減少につきましては、将来を見据え町の重要な案件として検討していかなければいけないことと考えます。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
14 スポーツ・健康づくりについて、町の社会教育に関わらないことかもしれませんが、学校体育と社会スポーツとの関係です。学校体育のうち、中学校の部活動の指導で、教員の過重労働が話題になってきています。明治以来、日本のスポーツは、学校から始まったために今日に至っても、学校に依存する傾向があります。スポーツに関して、思い切って学校から切り離し、すべての世代のスポーツを社会教育として捉えなおすことはできないでしょうか。このまま少子化が進むと、学校の施設にも余剰が生じることもあるかと思います。そうなれば屋内・屋外のスポーツ施設をもち、教室等もスポーツ施設に容易に転用できることから、施設については新たに用意する必要はないのです。後は指導者の問題です。町民のボランティアによる指導も考えられますが(スポーツ少年団の指導は多くの場合そういった例が多いかと思います)、ボランティアの指導では限界があります。専門の教育を受けた指導者を雇用するのが一番です。日本の体育大学の卒業生のほとんどが、学校の体育の先生になるか、スポーツ関係の企業に就職しているものと思われます。また、日本を代表するレベルのアスリートも競技生活が終わったら、何をして生活の術を得ようかと思案していることと思います。指導者の潜在供給先は十分にあると考えていいと思います。余市町だけで考えることは困難かと思いますが、体育協会を法人化して、町の予算と民間の寄付等を財源にして、幼児から老人までの生涯スポーツ推進の組織を作ることを考えてもいいのではないかと思っています。 学校教育における部活動の比重も変化してきていると感じております。日本では、学校教育の一環として部活動が取り組まれ、学校単位での活動が成り立っていましたが、今や学校を跨いだ活動へシフトされてきています。
青少年期における部活動の在り方、指導体制や施設など、さまざまな条件整備が必要と思われますが、非常に貴重なご意見と考えます。
社会教育の立場から、生涯スポーツ・健康づくりについて、状況の変化や現状の把握に努め、事業推進に反映すべく、取り組んでまいります。
ご意見と致しましては、ほかの担当課及び団体に関わる部分や連携が必要なことが多くあることから、関係する課及び団体への貴重な意見として取扱いをさせていただきます。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
15 計画案を読んで、実態把握と分析、今後の課題など的確に記述されていると思いました。時々あらわれる「飽きさせないように」という表現が少々気になりました。 ご意見をいただいた文言につきましては、成人教育の現状と課題の6行目の「飽きらせないよう」については削除とさせていただきます。また、同じ頁の12行目から13行目につきましては、上記文言を「より充実した講座内容となるよう」に替えさせていただきます。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
16 少子高齢化が進んでいる余市町でも、今後社会教育の分野の重要性はより高まるものと思われます。東川町のように、子育てを核にした町づくりを実践し、若年層を中心に人口増を実現した前例などが参考になるのではないでしょうか。町全体の施策と連動し、十分な予算と人員が確保され、社会教育が一層充実していくこと「余市は子育てに、住民活動に力を入れていて、住みやすい町」といわれるようになってほしいと思います。せっかくできた「計画」が実現されていくことを願っています。 子育て支援・家庭教育につきましては、本計画に基づき、各振興方策に取り組みながら、社会教育を推進して参りたいと考えています。
少子化と人口減少につきましては、将来を見据え町の重要な案件として検討していかなければいけないことと考えます。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
17 成人教育について、公民館文化教室(英会話)に継続して参加している者の感想です。英会話教室については、ALTの力量と努力もあり、毎回新メンバーが加わることで刺激があり、とても楽しく活発な活動が行われています。町(公民館)の事業として提供されているのはとても有意義で、ありがたいことなので、ぜひ今後も継続を希望します。
文化教室についての記述では、「参加者の固定化」や「講師探しの難しさ」が課題としてあげられています。講座の開設までには様々なご苦労があるものと思いますが、予め町民のニーズを探る試み、事前の講師発掘など、広く情報を集めることで、次の展望が見えてくるのではないでしょうか。余市町内にも、まだまだ埋もれた人材がいることでしょうし、小樽市に広げて情報をとったら、新展開が見えるのではないかと思います。
公民館文化教室に参加いただき誠に有難うございます。今後とも英会話教室を継続して実施していけるように努めてまいります。
町民に満足いただける教室の実施に向け、計画策定に当たり、町民へのアンケート調査を実施いたしました。そのデータに基づき、ニーズに応えるべく策定したところでございます。今後、本計画に基づき、社会教育推進に取り組んでまいります。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
18 学校ボランティアについて、どの学校にも、それなりの潜在的なニーズはあるものと思われます。以前よく言われた「学社連携」がうまく行っていないので、需要と供給のどちらも低調になるのではないでしょうか。誰が、どうつなぐか、社会教育のコーディネーターとしての役割が問われている場面だと思います。先日、NHKEテレの「うわさの保護者会」で、(たしか神戸で)500人程の学校ボランティアがいて、すべての小学校に複数配置しているという例が紹介されていました。元々は発達障害のある子どものサポートを主眼にスタートしたそうですが、障害のある無しに関わらず、子どもの心の安定に寄与している様子でした。年10回のボランティア講習を受け、登録する。小学校から中学校にも広がっているという報告でした。支援員を含む教員とは別に、見守りを中心とした活動ですが、マンパワーの重要性がよくわかりました。参考になるかと思います。 ご意見は、社会教育が実施している学校支援地域本部事業に関することと考えます。学校と社会教育が連携を図りながら実施することが大切なことから、NHKEテレの事例なども含め、今後の運用にあたり参考とさせて頂きます。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
19 子育て支援・家庭教育について、図書館をベースにした様々な活動がすばらしいと思います。後志の中で最初の町立図書館であることも誇らしいですが、その後も継続して様々な企画に取り組み、実践していることに敬意を表します。特に、絵本の作者本人を招いての講演会は貴重な体験でした。また、企画して欲しいです。
「子育てサークルとの関わりは・・強化が必要です。」の部分は全く同感です。社会教育の本来の役割として、自主的、自発的な活動を支えることは、とても重要です。その際のスタンスは、してあげることより、コーディネートとして、人と人とを繋げる、グループとグループを出合わせることが、これから求められていると思いまます。今後も中期計画や推進事業計画を基に、小中学校までの子どもを対象として、図書館を中核とする活動を着実に実践していってほしいと思います。
図書館で実施しました講演会に参加頂き有難うございます。今後も利用者の皆様に満足のいただける事業を進めて行ける様努めてまいります。
また、子育てサークルへの強化につきましては、本計画に基づき、各振興方策を進めるとともに、小中学校と連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。
NO. ご意見の概要 ご意見に関する教育委員会の考え方 区分
20 今後は、少子高齢化など様々な課題が山積しておりますが、推進目標に記載されているように、健やかな心身を育み、やさしさと生きがいが実感できるよう社会教育の推進が実現されるよう期待しております。 本計画に基づいて、各施策にしっかりと取り組み、社会教育の推進を図ってまいります。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方
21 子どもが自然とふれあうイベント等がもっとあるといいと思います。 青少年教育における施策にて、取組みを検討させて頂きます。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
22 中学生になっても、図書館へは小学校の遠足等でしか行ったことがなく、利用のしかたがよく分からないということが少なくないようです。また、行ってみたところで、児童書の棚を見たらいいのか、大人の棚を見たらいいのか、迷うということもあるようです。中学生くらいの子供たちに、図書館のカウンターでの利用者カードの作り方、パソコンでの検索のしかた、読みたい本のリクエストのしかたなど、教える機会があるとよいと思います。夏休みや、冬休みの前に、余市町図書館が選んだ「中学生はこれを読め」のようなリストを学校を通して配付するなどのアプローチもあると思います。その場合、その本がどの棚にあるかがわかるような工夫もいるでしょう。児童書と一般書の垣根を越えて、幅広く本に出会えていけるように手助けをお願いしたいと思います。 図書館事業に、「図書館探検キッズ隊」と題し、図書館での体験学習や、「めざせ!図書館の達人」事業では、職員によるパソコンでの検索、本探しのコツなど利用指導を実施しており、十分に事業周知を図り、取り進めてまいります。また、リストに関しても、中学校との連携を図り、検討させて頂きます。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
23 私が勤務している町には、文化センターの中に町の図書館(図書コーナー?)が存在するものの、特に担当者がいるわけでもなく、借りたいと思うような本もほとんどなく、とにかく、立ち寄ってみようという気にさえならない…というのが現状です。
学校でも、毎年町の予算で図書を購入していますが、年間の予算が限られていますので、購入できる数も当然限られてしまいます。子どもたちに少しでも多くの本に触れさせたいという思いで、今年度は、学校間で本を借り合うといった取り組み(一部の学校で)もスタートさせたところです。
そこで、具体的施策の中にある「移動巡回文庫、動く図書館の充実」「ブックイベントの実施」と関連すると思うのですが、このような施策を範囲を広げて、余市町外の小中学校も対象に実施していただけないものでしょうか。学期に一度でも学校の方に来ていただけると、子どもたちの読書への関心もさらに高まることと思います。ぜひご検討ください。よろしくお願いします。
「移動巡回文庫、動く図書館」につきましては、他町村へ出向くことは難しいと思いますが、他町村の学校から学習活動として、毎年来館があり、図書館の案内を行なっております。また団体貸出として、近隣の町外学校から要望があれば貸出も行っており、これらの事業につきましても、しっかりと取り組んでまいります。
NO. ご意見の概要 ご意見に対する教育委員会の考え方 区分
24 図書館の活動に関して一言申し上げます。
ITの発達、特に電子書籍の出現に伴い、本が直かに読む文化が大きく衰退しております。読書は「精神の健全化を促すスポーツ」と捉えております私は、これは早急に是正すべき問題と考えます。他の自治体では、指定管理方式で、民間と連携したり、試行錯誤も色々漏れ聞こえますが、どちらにしましても現場の人々(図書館の方々)こそ、重大事とお考えのことでしょう。読書は薄暗くアガデミックな空間で成すべきという既定概念を破ってのことです。そこで御提案いたします。
晴れた日には、庭の木蔭で池の噴水の静かな水音を聴きながら、雨天の時は高い天井の広間で、そして冬の寒さの日は、炎立つ薪ストーブの前で読書に親しむというのは、心落着くものです。現に私自身が貴館より貸し出した書籍は、そのようにして楽しんでおります。このような場所へ、移動図書館を企画なさいませんか。
「移動巡回文庫、動く図書館」につきましては、現在は小学校、介護施設等の稼働となっております。巡回文庫には、かなりの作業量が伴うことから、計画的な稼働が必要となってきます。現在も、子ども対象ではありますが、野外のおはなし会など、環境を変えた取り組みも実施しております。今後の移動図書館の企画として、参考とさせて頂きます。
区分 意見等の反映状況
ご意見等を受けて計画等の案を修正したもの
計画等の案とご意見等の趣旨が同様であるもの
計画等の案を修正していないが、今後の施策の進め方等の参考とするもの
計画等の案の運用にあたって参考となる情報提供
計画等の案に対するご質問等

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 社会教育課 余市町中央公民館
〒046-0004 北海道余市郡余市町大川町4丁目143番地
電話:0135-23-5001(直通)FAX:0135-23-5299

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